累積標高差:901m
    標高差:479m
    標高差:541m

2014年04月12日


宍粟50山に戻る

兵庫県宍粟市
登り:1時間14分(大甲山まで)
登り:1時間44分(荒尾山まで)
下り:1時間52分(荒尾山から)
周回タイム:3時間55分
(車道歩き含む)

宍粟50山を標高の低い順に片付けて来たが、いよいよ千mを越す様になってきた。ただ、山頂の標高が高くなっても、登山口の標高も高くなるので、標高差としては大したことはない。

Road Map :R29を波賀の町からR429に入ると。右手に安養寺バス停がありそこから林道に入る。
Route Map:行者堂側から大甲山〜荒尾山を巡り、お滝さん側へ下山し、車道を歩いて車に戻る。
宍粟50山』 縦走尾根が快適だった。
スタンプ2ヶゲット
大甲山〜荒尾山は長い林道歩きがあったが、途中の変化が多く楽しめる山だった。
所で行者山はどこにあるのだろう。調べて見付かれば、それだけにもう一度来てみたい。
対面の深山へ
まずはコンビニ行って昼飯とする。”深山”はR429を挟んで南側の山であり、登山口もR429側から入って行く。
22〕大甲山 (1,035m)
14〕荒尾山 (1,108m)
おおこうざん
まず、出迎えてくれたのが獣避けゲート。これを開けて車を中に入れて又、閉める。これが邪魔臭い。
お滝さん登山口を通り過ぎて、行者山登山口まで車を走らせる。
登山口の横に2台分の駐車地あり、更に少し上には広い駐車場
がある。
気温2℃、今日はやけに寒い。6時46分に登山口を出発する。
注意書きの”崖くずれ”は本当にあった。
バイクなら走れそうな荒れた林道を歩いて行く。途中から登山道となり、道標に従って登山道に入るが、直ぐに林道に戻る。
車では走行困難な林道に戻る。バイクでは充分走れそうだったが、倒木が多く、トライアルバイクでないと無理っぽい。
途中からの展望では”笛石山”、”後山”辺りが見えたが、同定は無理、だから写真には山名を記入しない。
先ほど下から見ていた林道まで歩いて来る。
林道はクネクネと曲がり、頭上にUターンした
林道が見え、更にその上にも林道が続いている。
今日は問題無く通ることが出来たが、大雨があれば通れなくなるかも。
この崩壊帯の先が林道終点で、そこから先は登山道となる。
登山口の注意書きにあった”崖崩れ”が本当にあった。
果たして通れるのか?
行者堂の中には岩の上にお地蔵さんが鎮座しているだけだった。つまり、予想通りだった。
登山道の先に”行者堂”が見えた。登山道とは反対方向であるが、一寸寄ってみる。しかし、”行者山”はどこにあるのか?何の案内も無い。
行者堂からは荒れた急斜面となる。落葉が積もり歩き難い。
冬枯れのミズナラ林には木材で階段が整備されていたが、木材はかなり朽ちていた。
尾根筋に出ると、行者岩への案内板があり、目と鼻の先の行者岩に寄ってみる。
これが”行者岩”単なる展望岩であるが、丁度、行者堂の上にある様だ。
途中で見たのと同じ”後山”方面の展望。
”行者岩”からの展望。天気は良いが霞みが酷く誉めた展望ではない。
前方の”大甲山”へ伸びるミズナラの広い尾根筋。落葉で登山道は判別出来ない。
この景色を新緑の頃に見たかったの感じ。
急斜面を喘いで登っていると”山頂まで300m”の表示があった。力付けられる。
”大甲山”への急斜面になると、嫌味なヒノキ帯となってくる。
1時間14分にて”大甲山”(1,035m)に着く。西方向にのみ展望あり。
間違いなく山頂だろう。
山頂からの西方向の展望。どうでもええわ!の山が並んでいるだけ。こんな山、同定して何が楽しいの?
”大甲山”では休憩せずに、直ぐに”荒尾山”に向う。
少し下山すると、お滝さんコースへの分岐に出合った。
と言いながら、北西方向の”荒尾山”を同定する。
果たして合っているのか?
天気良く高低差が殆んどなく、気持ちの良い尾根道が続く。
尾根筋の南西方向はスギ林で展望がまったく無いが、北東方向は冬枯れの雑木林で樹間から周辺の山々が見えている。
小さな岩も出て来るが、岩の上を歩くことはなく、横をトラバースして行く。
この辺りからはまだ積雪で真っ白な”氷ノ山”も見え出した。
展望が良さそうな山頂が見えて来た。
山頂と思ったが、主尾根だった。これを左に曲がると山頂は直ぐ。
”荒尾山”からは”植松山”へ縦走出来る様であるが、遠くてしんどいだけだと思うので、まったく興味無し。
1時間44分にて、大甲山から30分にて”荒尾山”(1,108m)
に着く。
樹間からではあるが、遠く”氷ノ山”が見える。今頃は結構なくされ雪になっているんだろうな。山頂でアンパンを食べて休憩する。
植松山までは指呼の距離ではあるが、基本、縦走嫌いなので、登るなら登山口まで車で移動する。
今日はピストンで下山するつもりであったが、お滝さんコースの分岐までに戻った時、折角だから周回してみようと思い出し、遠回りで時間が掛かるが、お滝さんコースに入ることにする。
ブナの小木も出て来て、来てみて良かったと思う道が続く。
落葉で登山道は判らないが赤テープを追っ掛けながら下山して行く。
この尾根筋も新緑の頃を歩いてみたいが二度とは来ないだろう。
展望的には見えそうで何も見えない。素敵な道は続く。
倒木帯を抜けると下山道の表示があった。これを通り過ぎているのではないかとびくびくしていたが、これで安心して下山出来る。
気持ちの良い尾根道も後半は倒木帯となって来る。通り抜けに困難そうであったが、古木で枝葉が付いていないので、難なく通り抜けることが出来た。
どこでも歩け、杣道も多いので、その内、下山道を見失ってしまう。下山道に戻るまで出来るだけ下って行かない様にする。
安心したのは束の間で、矢印はあるが道がない。この激斜面を下って行く。
落葉で登山道が判り難いのは相変わらずであるが、斜度も緩くなり、雰囲気は良くなって来た。
杣道をトラバースして登山道を見付ける。登山道にはトラロープが張ってるので判り易い。
”かんな流し池”からは長い水平道となる。
”かんな流し池”の表示があったが、小さな窪地があるだけで
跡地としての形跡は無し。あったとしてもどうでも良いのだが。
この周辺で砂鉄が取れたのだろうか?
それが気になる。
長い水平道は沢に出合って終わりとなる。綺麗な沢ではないが、沢道になってくれるだけで嬉しい。
沢沿いに下って行くと大きな滝に着いたが、何の表示も無い。
これが”お滝さん”なのか。良く見ると滝では無く、これは沢だと思う。
”お滝さん”からも沢道を下って行くと、道路が見えて来た。
”荒尾山”からの下山1時間52分にてお滝さんコースの登山
口に降り立つ。登山口が残骸捨て場になっているのが情けない。
車道歩き9分で車に戻ることが出来た。大した距離でなくて良かった。
これを避けたかったのでピストンにしようと思っていた、車道を歩いて行者山登山口に戻る。